真逆だからこそちょうどいい
もしも優しいお日様が
雲に隠れてしまったならば
空に恋したお花はきっと
ずっと元気が出ないでしょう
もしも夜空に輝く月が
闇に隠れそうになったら
星の子達は涙して
静かに流れて落ちてくでしょう
もしもこの世で眩しく輝く
光が全て消え失せたなら
人は何を頼りに生きて
何を信じて生きるのだろうか
もしもこの世にあり続けている
暗い闇が無いとしたら
人はどうして心を休め
静かに眠りにつくのでしょうか
光も闇も 空も大地も
正反対のものだけど
砂時計とか磁石みたいに
真逆だからこそ ちょうどいい